ドラッグストアの競争が激化する沖縄県

イオン琉球が2025年度までに50店を出店。ツルハも出店を開始

イオンドラッグ(同社HPより)

沖縄県でドラッグストアの競争が激化しそうだ。ツルハホールディングス(HD)は沖縄県で食品スーパーなどを展開する金秀商事とフランチャイズ契約を結び出店を開始。またイオン琉球も18年4月に1号店を開設した「イオンドラッグ」の多店舗展開を決め2025年まで50店体制を築く。

沖縄県内では九州地盤のドラッグストアであるドラッグイレブン、さらにマツモトキヨシHDが30店以上を展開しているが、ウエルシアHDや、サンドラッグ、コスモス薬品といった大手はまだ、出店していない。しかし、ツルハHDが金秀と3月28日に浦添市に1号店をオープン。今後多店舗化を目指すことにしている。沖縄県のドラッグストア市場はまだ、伸びしろが大きくインバウンド(訪日外国人)の需要も狙えるため今後、さらに大手の進出なども想定されている。加えて今年7月にはコンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパンが出店を開始することにしており、ドラッグストアとコンビニの垣根を超えた競争も始まる。

イオンドラッグは今後の多店舗化にあたって基本的にコンビニ機能を付加したドラッグストアとする予定で、商品は医薬品や化粧品、日用品などのほかに、弁当や総菜など食品も扱う。またイオン琉球が展開する食品スーパーの「マックスバリュ」との併設型店舗も増やしていく方針で相乗的に集客効果を狙う。イオンドラッグは現在3店を展開しているが、20年2月期は一気に5店をオープンする予定。

ツルハの都内の店舗