コンビニドーナツ戦争後のミスドの業績はどうなったか

ミスタードーナツの店舗

2019年3月期、ミスドが主力のフードグループは減収減益

コンビニエンスストアのドーナツ市場への相次ぐ参入で、苦戦を強いれられていたミスタードーナツ。現在、コンビニはセブン―イレブン・ジャパンを始めファミリーマート、ローソンがレジカウンターに専用什器を置いて販売する形態をやめており、コンビニはドーナツ販売の戦線を縮小している。専業で勝ち残った形のミスタードーナツだが、果たして業績は回復しているのか。

ミスタードーナツを展開するダスキンの2019年3月期決算は増益となった。しかし、ミスタードーナツを中心とする「フードグループ」の業績は売上高が前期比5・8%減の354億2600万円、営業利益が同10・2%減の3億2000万円と減収減益で、依然コンビニが仕掛けたドーナツ戦争の後遺症が尾を引いている格好だ。

ダスキンによるとフードグループは不採算店舗のクローズを進めたことによりミスタードーナツの稼働店舗数が減少したことなどで客売上が減少、ロイヤルティ収入や加盟店への原材料売上共に減少したことがフードグループ不振の要因としている。

ただ、朝食やブランチ、ランチタイム等に楽しめるブランドへの進化を目指す「ミスドゴハン」をキーワードにした軽食事メニューの販売に注力するなどした結果、1店当たりの売上は前期を上回ったという。

果たしてドーナツ戦争後のミスドは復活するか。今後の動向が注目されそうだ。

ミスタードーナツはショップで手作り(ダスキンHPより)