ココカラはスギHD、マツキヨHDのどちらを選ぶのか

マツキヨとの資本業務提携の協議に加えスギHDと経営統合を検討

ココカラファインはスギホールディングスと経営統合に向けた検討に始めた。ココカラはすでにマツモトキヨシホールディングスとも資本業務提携で協議入りしている。マツキヨは継続してココカラとの協議を継続すると発表している。ただ、一部報道によるとマツキヨはスギとの提携などに向けた交渉は否定しており、3社の交渉は複雑な様相をみせている。

ココカラがスギと組んでもマツキヨと組んでも売上高では現在トップのウエルシアHDを抜いてトップに躍り出るのは確か。今後、ウエルシアやツルハといった、業界の1、2位がこれに対抗する形で新たなM&A(企業の合併・買収)を仕掛けるのは確実とみられ、2万店を超えたドラッグストアに大型再編の嵐が吹き荒れることになりそうだ。

それにしても、まさに両手に花のココカラの人気の理由はどこにあるのか。ココカラは関西地盤だったセガミメディクスと関東地盤のセイジョーが経営統合して発足しており関西にも強力な店舗網を持っている。東阪に地盤を持つドラッグストアは業界に多くない。ここが関東地盤のマツキヨ、中部地盤のスギにとって魅力的に映っているのだろう。また化粧品にも強く、今後も収益性が悪化するといわれる医薬品に依存していないのも、他社はから評価されているし、ITでも先行。カード会員のカードによる決済とクレジットカードによる決済の比率は合わせて40%を超えるなど、デジタル化が進んでいることがその理由とみられている。さて、ココカラはどちらを選ぶのか。それとも3社で協調体制を築くのか。

統合や提携相手として人気のココカラ