コスモス薬品が関東進出。まず都内の広尾、中野、西葛西に出店

九州を地盤として全国に勢力範囲を拡大中

コスモス薬品は4月に関東攻略の足掛かりとなる東京・広尾店をオープンした。同社は九州を地盤として全国に勢力範囲を広げているドラッグストア。広尾店は東京進出1号店だ。5月中には都内「中野サンモール」、「西葛西」への出店が決まっている。今後、関東で多店舗化を開始する予定だ。

ディスカウント型のドラッグストアで、郊外の小商圏を対象にコストをかけない運営スタイルを確立、低価格戦略で支持を集めてきた。食品の徹底した安売りで集客し、化粧品や医薬品の購買につなげるスタイルで売上高を拡大、2018年5月期の売上高は5、579億円、19年5月期の売上高見込みは6100億円と現在ドラッグストア業界の順位でマツモトキヨシを抜いてウエルシアホールディングス(HD)、ツルハHDの次の3位あたりにつけている。

関東展開にあたってはまず、いくつかの立地で購買動向などを調査するとともに、広告塔的な役割を持たせているとみられる。将来的な郊外のディスカウント型の店舗の展開に向けて知名度を高める狙いや不動産の手当や、人材の募集を有利に進める狙いがありそうだ。

今回出店した都内の店舗は都市型フォーマットで食品の安売りはない。しかし、今後の郊外型の出店ではディスカウント色の強い本来のフォーマットを出店するとみられている。

コスモス薬品広尾店